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久世

Author:久世
元HNは「微雨」「雨月」でした。
「久世」に改名しましたが、どれも私には違いないのでお好きなHNで呼んでください。

・上の絵はまろさんに描いてもらいました!

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「要するに、愛されてるってこと!」

Category : メイン創作小説
れーちゃんナレーターでくうっちと話してるだけの小説
とにかく仲がよろしいようで何よりだ
もしよければ読んでいってくださいな


「なぁんか、最近せっちゃんといること多いよね~」
ごろんと漫画を読みながら俺のベッドに寝転んでいる空雨は言った。
「そうかな?…んー、そうかもしれない」
クッションに座りリモコンでテレビのチャンネルを変えている俺はそう答えた。
冬晴れの空が穏やかな午後。
数十分前に、俺の家に空雨が押し掛けてきた。
連絡も無しに遊びに来たのは驚いたけど、せっかくだから自室に招いて一緒に過ごすことにした。

「月見したりお出掛けしたりしてずるーい。私も混ぜてよー」
足をばたばたさせて拗ねたように口を尖らせる。
友達とはいえ、女性がベッドの上でそういう事をするのは危ないんじゃないのかな?
それほど信頼されてるんだろうけど、男としてはちょっと悲しい…。
あ、いやいやそうじゃなくて。
空雨の言う通り説と一緒にいることが多くなった。
説から外出に誘われる事が多くなったし、俺からの誘いも断られたりしなくなった。
ダメ元で皆既月食に誘った時に、承諾してくれたのは正直驚いたなぁ。

「ま、そんな事はさておき」
パタンと漫画を閉じてニヤリと笑う。
こういうときの空雨は。
「なんでだかわかる?」
「え?」
…長いこと関わっている俺でもよく分からない。
「最近せっちゃんがれーちゃんをひいきにしてる理由」
「うーん…。気分的にとかかな?」
「私じゃないんだからそりゃあり得ないよ~」
あっさりと否定されてしまった。
俺も違うなとは思ってたけど、それ以外に思い付かない。
「相変わらずせっちゃんは心配性だよねー。ほんとツンデレというかなんというか…」
「?」
空雨はぶつぶつ独り言を呟いているけど、どういう意味なのだろう。
首を傾げていると、目があった。
「えっと…」

「要するに、愛されてるってこと!」

「………」
「………」
沈黙。
背中にとんっ、と壁が当たる。
無意識に後退りをしていたようだ…。
「ごめん過程すっ飛ばし過ぎたけどガチで引かないで!せっちゃんが可哀想だよっ!!」
どたばたごとん!
慌てながら、半ば叫ぶように撤回しようとしてベッドから落ちた。痛そうだ。
「大丈夫?」
「へーきへーき!」
てへぺろ☆をする空雨。
これなら大丈夫かな。

なんだかんだで、空雨と正座で向き合う形に。
どうしてこうなったんだろう…。
「あのねれーちゃん」
「うん」
「前にせっちゃんと会った時なんだけど…」

―――

「ねーねーせっちゃん」
「何です?」
「この間れーちゃんに冗談言ったら通じなかった!」
「…はぁ」
「慌てて訂正したけどねー。でもこれならとっておきのいたずらができる…!」
「………」
「いや、あれもいいしこれも捨てがたい…。むしろ全部やっちゃおうかなー」
「空雨」
「どんな反応するか楽しみだ~。…ん?」
「好奇心は猫をも殺す、ということわざを知りませんか?」
「知らなーい!」

―――

「…って事なんだよねー」
「なるほど…」
身振り手振りで説の真似をしながら空雨は会話を再現した。
説の呆れたような表情がよく似ている。
「つまり、俺から空雨を遠ざける為?」
「そーそー」
俺の解釈に対し、こくこくと頷いた。
良かった。意味は合っていたようだ。
…でも、一つだけ疑問が残る。
「何でそれを説は言わなかったのかな?」
「言っても無駄じゃん」
「え?」
即答されてしまった。
「れーちゃんは言われても知らないふりしていたずらされるタイプでしょ?」
「そう…だね。多分そうなるかも」
空雨の子供っぽいきらきらした目を見ると、やっぱり期待は裏切っちゃいけないよなぁなんて思っていると。
「このお人好し~っ」
このこのっ、と何故か肘でつつかれた。

「いたずらは諦めるって言ったから、もうせっちゃんが過保護になることはないと思うよ!」
「そっかー」
説そんなに暇じゃ無いのに俺と一緒にいるの大変だっただろうなぁ。
空雨には悪いけど、良かった良かった。
「私、れーちゃんになかなか会えなくてわかったんだ」
にへら、と子供みたいに笑う空雨を見て首を傾げる。
「寂しいなーって、れーちゃんと遊びたいなーって思ってね。だから…」

「私もせっちゃんに負けないぐらい、れーちゃんが大好きだよ!」

「…あ」
「あ?」
「ありがとう」
「うん!」
釣られて俺も笑ってしまった。
ああ、今日はとってもいい日だ。















後書き
かなり前からこつこつ書いたもの
最近はほのぼの目指してます
れーちゃんは2人に愛されてればいい(友情的な意味で)
そのうち「やめて!俺のために争わないで!」なんて展開になったらどうしよう
れーちゃんマジヒロイン
書けたはいいものの、ちょっとしたくうっちの過去とバイト関係の話が書けなかった
まぁ、それはまたの機会に
次は何書こうかなぁ
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