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久世

Author:久世
元HNは「微雨」「雨月」でした。
「久世」に改名しましたが、どれも私には違いないのでお好きなHNで呼んでください。

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印象的なのは、その容姿。

Category : メイン創作小説
安定のせっちゃんナレーター
メインはせっちゃんとれーちゃん
おまけに継さんだから
興味無い方は回れ右ですよー


喫茶店にて。

印象的なのは、その容姿。
さらさらとした白く長い髪をひとつにまとめ、日の光が当たると淡い水色が映る。
肌の色も雪の様に白い。細く長い指がカップの取っ手を取り、紅茶を一口啜る。
その様子も様になるなと思っていると、目があった。
透き通った青の瞳。例えるなら氷。しかし、その目に冷たさは感じられずとても深い青をしている。
「どうしたの?」
男性でありながら声は少しだけ高く、落ち着いていて優しい。
「いえ、何でもありません」
そう言って、半ば話を逸らすように僕もコーヒーを飲む。
ふわりとコーヒーの香りと苦味が広がった。
結論。麗也は全体的に中性的。
ただし、僕よりも身長が高いのは理解できない。

入り口から離れた壁際。窓からは暖かい日差しが降り注ぐ。
僕は四角い小さめのテーブルに麗也と向かい合って座っている。
テーブルの上には紅茶とコーヒー、そして麗也が注文したレアチーズケーキが置かれている。
数十分前。外で昼食を済ませたあとに偶然麗也と会って、それからこの喫茶店に寄ることになった。
今回もそう、いつも此処に来るときは不思議な気分になる。
上手くは言えないが、何かに惹かれるような…。

話を戻そう。
綺麗な容姿と同じように、中身も白い事には驚いた。
まず、人を疑うという事を知らない。
初対面の相手が言う事ですら、理由も無しに信じてしまう。
本人曰く「誰も信じられないなんて、悲しいよ」…らしい。
だからと言って、全ての人を信じるのはどうかと思うのだが。
あとは…そう、素で人間関係を築いている。
元々穏やかで協調性のある性格のせいか、周りに合わせるために演技をする必要がない。
親しくない知人に対し嘘ばかり並べる僕とは大違いだ。
まぁ、そういう方法で人間関係を築く事を選択したのは僕自信だから、羨ましくとも憎くともないけれど。

チーズケーキを食べている麗也を、頬杖をつきながら眺める。
「味、どうですか?」
「すごく美味しいよ。濃厚だけど、さっぱりとした甘さとブルーベリーの酸味で飽きないんだ」
にこにこと味の感想を述べる。
なんだか美味しそうに見えて、僕も食べたくなった。
「レアチーズケーキ、お一ついかがですか?」
声をかけられ顔を横に向けると、チーズケーキを持った継さんがいた。
黒髪に青紫の目がよく映える。
「いえ、結構です」
「そりゃ残念だ」
あまり残念ではなさそうに言い、フォークを手に取ってもぐもぐと食べ始める。
「申し訳ありません…」
「ふぉんふぁ…、ごくん。そんな心にも無いこと言われてもなぁ」
「………」
食べながら話すのは無理だと判断したのか、一旦食べるのを止めて話す。
というか、ナチュラルに食べているがいいのだろうか。店の商品なのに。
「いーの、いーの。俺ここのオーナーだし」
いたずらが好きな少年の様に無邪気に笑う。
その笑顔を見ていると、とことん空雨に似ている。
このマイペースさも、流石は空雨の師匠だ。
「ね、説。俺一度だけでもゆっくり話し合ってみたかったんだ」
「はぁ…」
曖昧な返事を返すと、近くのテーブルから椅子を引っ張り、僕たちのテーブルの前に座る。
どこまで自由なんだこの人は…。

「説は俺みたいな人苦手だろうな」
「そんな事はありませんよ」
「うっそだぁ~。俺にはバレバレだぞ?」
「…そうでしたね」
確かに僕は継さんが苦手だ。
理由は、彼が読心術を使えるから。
「人の心を読めるって、すごいですよね」
麗也も僕たちの会話に入ってきた。
「人の望みや悩みもわかるんでしょう?だったら、自分がさりげなくお手伝いできるじゃないですか」
「確かにね。でも、不便なところもあったりするんだよなー」
それは分かる気がする。
「上辺では笑っていても、本心は悪態をついていたりする場合もありますからね」
「そーそー、知らなきゃ良かった部分まで分かっちゃうもんだからそこは困るね。あ、あとは…」
言葉を切り、次の言葉を吐き出した。

「逆に言えば、人の心しか分からないから不便だな」

「「………」」
僕と麗也は顔を見合わせる。
継さんの言い方は、まるで人以外のものが存在している様な言い方だった。
「ど、どういう事ですか…?」
驚きを隠せない麗也が思わず問いかけた。
すると、継さんは楽しそうに、わけがありそうな笑みを浮かべた。
「世界は広いぞ、若者よ」
「え、えっと…?」
その言葉の意味を考えているようだが、全く理解できていなさそうだった。
大丈夫、僕も理解できないから。
だが、はっきり言わずに誤魔化すということは、そういうことなのだろう。
「継さ…」
「麗也、そろそろ店出ましょうか」
「え?」
また質問をしようとした麗也を制止して、僕は立ちがった。
「…賢いな、説は。ま、この店をひいきにしてくれるなら教えてあげるかも知れないぞ?」
「考えておきます」
ああ、本当にこの人は厄介だ。
笑いながら茶化すように言っているが、僕はその人の顔を直視出来なかった。
その目は、きっと笑っていないだろう。












最初はれーちゃんの魅力を書き綴るだけの小説の予定でした
でもせっかく喫茶店だし継さんも出してみたらフリーダム過ぎた
なにこれくうっち並みに扱いづらいwww
とにかく喫茶店と継さんにも何か秘密はある様子
またそのうち書けるといいな
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