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久世

Author:久世
元HNは「微雨」「雨月」でした。
「久世」に改名しましたが、どれも私には違いないのでお好きなHNで呼んでください。

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続・七夕!

Category : サブ創作小説
夏視点



今日、昼休みに春が1つの提案をした。

「もうすぐで七夕だから、みんなで短冊書きたいなぁ」

特に予定もなく、私たち4人は春の家で短冊を書いた。
思い思いに書きすぎて、笹に全部飾ったものの、見事に重みに耐えきれず垂れ下がる。
こんなに願い事をしても大丈夫なのだろうか。
今頃神様は「お前ら書きすぎ!忙しいのにくだらない願い事書くな!!」とかキレてたりして。

まぁ、そんなこんなで夕食までご馳走になってしまった。
3人もいるというのにあっさり歓迎してくれた春の両親は、素直にいい人だなと思った。
春母の肉じゃがは美味。覚えておこう。

秋は春の家から近い。
幼馴染みだし、そうと言われればそうだ。
しかし夜ということで、女の子を1人で帰らせるのは危ないと春が秋を送ることに。
…さっさと付き合わないのかね、あの2人。
そろそろいいんじゃないかと思うのだが。

そして私と冬も幼馴染みなのだ、一応。
つまり、家が近いということで、そこまで一緒に帰らなければならないのだ。

「………」
「………」

気まずい沈黙が流れる。
春の家からずっと黙ったままだ。
ちらりと隣にいる冬の様子を伺う。
距離は…1mぐらいだな。
上を向いて夜空を見ているようだが、表情まではわからない。
私もつられて上を見た。

そこにあるのは、星と黒。
雲一つなく澄みわたり、綺麗な星空が広がっていた。

「…空、綺麗だな」
独り言のつもりで呟いた声。
「そう、ですね」
どうやら、冬にも聞こえていたようだ。
さて、会話が成立してしまった。
その後の話題は何を振るべきか…。
七夕、夜、空、星…。

…あ。

「七夕といえば」
「?」
「なんかあったよな。伝説みたいなやつ」
天の川に関係するやつ。
名前はうろ覚えではっきりしない。
「ああ、織姫と彦星でしたっけ?」
「そう、それそれ」
冬に言われ、だいたいを思い出す。
何とか会話は続けられそうだ。

「確か…。織姫と彦星が恋人になって、仕事が手につかなくなって」
「父に怒られ天の川を挟み離ればなれ、会えなくなった」
「ですが、年に一回、七夕の日だけ会えるんですよね」
そう、そんな話。
私の友人は昔「ロマンチックだよね」と言っていた。
だけど。

「あれって結局」

「…結局?」

「ただの、依存じゃないか」

「………」

言って、ハッとした。
冬が立ち止まる。
表情はわからない。
だが、きっと、冬は…。

「…申し訳ない」
「いえ、大丈夫です」
「……ごめん」
「だから、俺は大丈夫だから」
「あ、ああ」
少しだけ冬の表情が見えた。
たくさんの感情が混ざり、複雑な表情で笑う。
それはそうだ、二回謝るだけで許される訳がない。

「まぁ、もし晴れたらみんなで見ましょう。天の川」
「…そうだな」
今日のことは忘れよう。
きっと、冬も同じようにするだろう。

織姫と彦星が一年待つように。
私と冬にも時間が必要だ。
何日、何ヵ月、何年もかけて。
いつか時間が解決してくれる事を信じて。
そしていつか、その日が来たら。

…だが、足りないのは時間だけじゃない。
その事を、2人が知るのはいつになるだろうか。






あとがき

織姫と彦星が何気に冬夏と被る
個人的にすごい発見
そしてもうちょっとあとから冬夏シナリオを書いていくつもりだったんだけど
今七夕だしね
書くなら今しかない、と

春秋がそろそろくっつきそうな中
冬夏も平行して動き出す予定
ここはもうちょっとネタ練らないとまとまらないから
もうちょっとはっきりするのは後になると思う

いやぁ、やっぱり小説書くのは楽しいね
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