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雨月

Author:雨月
性別:女
年齢:学生
性格:マイペース
趣味:創作と読書と主観的考察

・上の絵は私の知り合いのまろさんに描いてもらいました!

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遊んでみた

Category : サブ創作小説
小説書いたので古文に翻訳してみました
現代文は追記から

 鏡の前に立ちて服装を整ゆるとき、水溜まりを覗き込みしとき、窓より空を見上ぐるとき、ふと自分の容かげが映る。そしてその時、無意識に髪の毛の先に触る。あと少し伸びば肩に届かむ赤き髪は、女ならば何も違和感はなからむ。されど男にこの髪型は、自分にも長しと思ふ。長髪なりても大した得はしなし。損をせしの方が多しめる気がす。そうなるとしても、かのときより髪を短く切らむと思ひしことはなし。
  誰にでも母親がありて、それと同様に父親も存在す。そして大半の人は、両親からの愛を受けて育つ。我も両親に愛されき。されど、こころざしの表現が特殊なりき。彼らは幸せとは周りの環境を良くするなると思い込みたり。金銭的に価値のあるものを与へ、更に良きものを買ふために仕事に没頭す。一人に夕飯を食べ、一人に布団にかづき、夜が更く。たまに夜中に目がおどろくが、日付が変はりても家に帰りてきたらざる両親に、誰にも知られずにひっそりと涙を流すこともありき。
 ある日、ありがたく父親が体調を崩して仕事を休みしときのことなり。何かの病気にあらず働きすぎに疲労が溜まりたるのみなりしが、稚児ながらに憂へし私は父親をあながちに布団に寝かせき。過剰なる際の看病に、堅物な父親も流石に苦笑をしき。感謝の言葉を告げ、それより我の髪を好くように撫づ。それに驚き見上ぐと、父親ははつかに口元を弛ませたりき。君の髪は綺麗なり。ただそれのみの実直な言葉に、心の奥底よりじわりと喜びが溢れき。自分自身を見てくれて、めでてくれき。そのことが、何よりも嬉しかりき。
  鏡に映る自分を見て髪を撫づ。十年以上も前のことなるが、こうする度に例父親の言葉を思い出す。仕事のみに私を相手にする時間がなき、我がげに求めたる人の温もりを与へてくれざりし人。されど、私のためを思ひて働くこと は憎めざりき。今更になってなるが、私はさる父親を親として好きなりき。自立して両親と顔を合わするがなくなりてから、ひしひしと感じるようになりき。このことは一生父親に話すことはなく、心の内に留むるならむ。

 鏡の前に立って服装を整えるとき、水溜まりを覗き込んだとき、窓から空を見上げるとき、ふと自分の容姿が映る。そしてその時、無意識に髪の毛の先に触れるのだ。あと少し伸びれば肩に届きそうな赤い髪は、女であれば何も違和感はないだろう。しかし男でこの髪型は、自分でも長いと思う。長髪であっても大した得はしない。損をしたことの方が多いような気がする。そうだとしても、あのときから髪を短く切ろうと思ったことはない。
  誰にでも母親がいて、それと同様に父親も存在する。そして大半の人は、両親からの愛を受けて育つ。私も両親に愛された。しかし、愛情の表現が特殊だったのだ。彼らは幸せとは周りの環境を良くすることだと思い込んでいる。金銭的に価値のあるものを与え、更に良いものを買うために仕事に没頭する。一人で夕飯を食べ、一人で布団に潜り、夜が更ける。たまに夜中に目が覚めるが、日付が変わっても家に帰ってきていない両親に、誰にも知られずにひっそりと涙を流すこともあった。
 ある日、珍しく父親が体調を崩して仕事を休んだときのことだ。何かの病気ではなく働きすぎで疲労が溜まっているだけであったが、子供ながらに心配した私は父親を強引に布団に寝かせた。過剰な程の看病に、堅物な父親も流石に苦笑をした。感謝の言葉を告げ、それから私の髪を好くように撫でる。それに驚き見上げると、父親は僅かに口元を弛ませていた。「君の髪は綺麗だ」たったそれだけの実直な言葉に、心の奥底からじわりと喜びが溢れた。自分自身を見てくれて、褒めてくれたのだ。そのことが、何よりも嬉しかった。
 鏡に映る自分を見て髪を撫でる。十年以上も前のことだが、こうする度にいつも父親の言葉を思い出す。仕事ばかりで私を相手にする時間がない、私が本当に求めている人の温もりを与えてくれなかった人。しかし、私のためを思って働くことは憎めなかった。今更になってだが、私はそんな父親を親として好きだったのだ。自立して両親と顔を合わせることがなくなってから、ひしひしと感じるようになった。このことは一生父親に話すことはなく、心の内に留めることだろう。
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はじめまして!

はじめまして、オムライスのある風景を書いているomunaoと申します。五月雨にいざなわれ、雨月さんの不思議で広い世界におじゃまさせていただいています。

勝手ながら、一度入りこむと出口が見つからない、そんな感覚を覚えます……。

なんじゃあ、こりゃあー!!!!!
やばい、はまった!

それと、ご来訪もありがとうございます。
よろしかったらまた気軽に遊びに来てください!!

次はどんなのだろうって、楽しみにしながらまた遊びに来ます!

No title

>omunaoさん
初めまして、コメント有難う御座います!
このブログを気に入ってくださったこと嬉しく思います
更新不定期、内容も一貫性がありませんが今後も気が向いたら入らしてください

omunaoさん同様、私も貴方のブログにはまってしまいました
魅力的な記事で、まさに一目惚れです
実際に訪れた洋食屋さんを舞台に書かれている小説は、事実が伴うため内容がより深く、参考にさせていただきたいくらいです…!
そして記事を読んでいるとお腹が空いてしまう!
その他にも色々感じたことはありますが、長くなってしまうので省略します
また訪問させていただきますね

No title

雨月さん、おはようございます
返信、ありがとうございます
とてもありがたい言葉を頂戴して、もう、こころが大騒ぎです!!

>実際に訪れた洋食屋さんを舞台に書かれている小説は、事実が伴う>ため内容がより深く、参考にさせていただきたいくらいです…!
これ、そう言っていただけてうれしいです!
よろしかったら是非に!

ところで、相互でなくてもかまわないので、よろしければ是非、リンクをはらせていただきたく……

小説は、ゆっくりと楽しませていただきます!!

勝手ながら、直感で、雨月さんの広さと深さを感じています
意見交換とかもしたいです!

No title

>omunaoさん
こんばんは
こちらこそ素敵な言葉遣いでお褒めいただき、有難う御座います

是非とも相互リンクさせてください!
むしろこちらこら頭を下げたいくらいです
omunaoさんのものの捉え方や考え方に面白さを感じ、関心しています
私としても、色んなことについてお話ししてみたいですね
非公開コメント

  

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