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久世

Author:久世
元HNは「微雨」「雨月」でした。
「久世」に改名しましたが、どれも私には違いないのでお好きなHNで呼んでください。

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知崎兄妹の小説を書きたかった

Category : メイン創作小説
久しぶりの本家小説です
なんもない日常現代系ばっか書いてるけどそろそろ非日常も書きたいとかいう勢いで書いてしまった
その為かなり残念クオリティです
そしてどことなく設定が中二っぽくて自分で書くのが気恥ずかしくなったり
追記に小説載せときます

said:知崎彩

図書館の休館日。されど館長という職に就いていれば、オフの日にも僅かな執務などの仕事が残っている。だがそれは有能な後輩司書に押し付けた。私には今日、仕事で時間を潰す訳にはいかない大事な用事があるのだ。
駅へと繋がる西から、東へと街の中心に引かれている大通りがある。それを自宅から町外れの東の方へと歩いていくと、橋を渡ったところから田畑が見え始める。春の穏やかな気候の中、小さな花々によって控えめに彩られる田舎の風景を眺めながら足を進めると、私は山へと続く石畳階段を登った。上へと登るにつれて赤い鳥居が見えてくる。階段の両隣の青々と茂っている木々は紅葉であり、秋になると鳥居と同じ色で周辺が染まる。紅葉狩りに訪れた人々で賑わっていた昔の記憶を思い出して、鳥居をくぐった。
目の前には拝殿、その奥に本殿がある。参道の側には手水舎や社務所等。人気のない神社で私ともう一人、神主である兄――知崎式が、拝殿の前を箒で掃いている。彼が顔を上げて私を認識する。足音で存在に気付いたのだろう。清掃をする手を止めると、ぶわりと一層強い風が吹き、境内に植えられている桜から花びらが舞う。彼は掃除のやり直しだと、余り変化を見せない表情で眉を微弱に動かした。
「忙しいところすまないけれど、少しだけ話があるんだ」
「君が此処に訪れるなど珍しいな…急用か?」
頭の端でこの神社へ訪れたのは何時だっただろうかと思考を巡らせる。確か、正月に巫女として手伝いをした時以来だろう。私が彼の問いに頷くと、彼は私と同じ赤紫の瞳を逸らし、考えるような仕草をする。そして私と同じ赤髪を微かに揺らして此方へ向き直り、口を開いた。
「…中で用件を聞こう、上がってくれ」

境内の奥に佇む和風建築。私の実家であるそこは、自立して家を出る前とさほど変化は感じられなかった。現在、両親は街のマンションで暮らしており、神社を継いだ彼が残って暮らしている。廊下兼縁側を通り客間に通されて、私はお茶を用意しようとする彼を引き留めた。長居をするつもりはないという事を伝え、正座で向き合う。幼い頃から親に礼儀作法を叩き込まれた私達は、指先までも姿勢が洗礼されていた。特に正面の彼は、きっちりと着こなされた着物も相まって容姿端麗である。何も発言しなくとも感じさせられる凛とした態度には、成長した今でも威厳を感じさせられる。私は張り詰めた空気の中、話を切り出した。
「式、君に依頼をしに来た」
「ほう…? わざわざ私を頼らなくとも、君ならある程度は何とか出来るだろう」
「いや、消臭スプレーが効かなかった」
「そうか…それは厄介だな」
閉館時間を過ぎた深夜の図書館。地下室の書庫の鍵を手に、私用で残っていた時の事だ。私は書庫へと続く階段へ進んでいる足をぴたりと止める。周りの空気が不穏なことに気が付いたからだ。その原因を探る為に、懐中電灯を照らしながら館内の様子を見て回る。すると、比較的貸し借りされる事の少ない分厚い歴史書が敷き詰められている本棚に黒い靄が掛かっていた。その中の一つに、墨でも塗られたかのように一層どす黒い本を見付ける。手に取ろうと手を伸ばしたその時、黒い塊が本から溢れ出し私に襲い掛かってきた。私は咄嗟に懐から小型の消臭スプレーを取り出し吹きかける。そして怯んだ隙に地下室へと撤退した。
「推測だが、物に憑く憑霊の一種だろう。どうやら最近仕入れた本の中に紛れていたらしい」
「成る程な。人に乗り移ってしまう前に祓っておこう。…今からか?」
「出来れば今日中に頼みたいね」
「ああ、少し待っていてくれ。支度をしてこよう」
そう言って彼は立ち上がり、襖を開けて別室へと移動した。私はその時間が空いている間、消臭スプレーを手に取り弄っていた。「除霊もできるよ!」という物珍しいキャッチコピーに、爽やかブルーハワイの香りなど微妙な匂いしかないことから、一部のファンに圧倒的な人気を誇る。更に、使用用途は衣類や室内に吹きかける事から低級な悪霊を一掃する事まで幅が広い。知崎家も常に携帯し愛用している、それのラベルに書かれている文字に目を通す。それからおもむろに空いている片手でスマホをポケットから取り出した。
「改善するよう問い合わせないとね…」
私は消臭スプレーに記載されている問い合わせ先の電話番号を打ち、スマホを耳に当てた。
後書き

彩の口調が安定しない
そして真面目に書きたかったのでメタ発言とか重度のブラコン要素は自重した
真面目に書いても残念なのが知崎兄妹
無理やり戦闘にこじつけて書いてみたけど力尽きたので続かない
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